観葉植物を土で栽培したくない!
観葉植物を育てたいと思ったとき、植物と鉢と土をお店で買ってしまえば、すぐに始めることができます。
でも、育て始めてから時間が経ってくると、いつの間にか部屋にコバエが飛んでいたり、土の上を小さな虫が飛び跳ねていたりすることがあります。
植物は好きだけど、土で栽培したくない!という方も多いと思います。
私も、室内にコバエが飛んでいる生活は、勘弁なタイプなので、土を使わない観葉植物の栽培をしてみようと思うに至りました。
100円ショップで購入したパキラが大きく成長しました。
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セラミスグラニューでの栽培がオススメ
土を使わない栽培方法として、ハイドロカルチャー(人工用土を使った水耕栽培)をオススメしたいと思います。穴の開いていない容器に人工用土を入れて植物を植えてあげると出来上がりです。成長もゆっくりな気がします。
水耕栽培用のジェルという選択肢もありますが、水やりのタイミングが分かりづらく、腐らしてしまいやすいです。また、人工用土には、100円ショップでも販売されているようなカラーサンドやハイドロボールから、炭まで、幅広くありますが、水やりのタイミングが分かりやすいという点で、私はセラミスグラニューを使用しています。
セラミスグラニューの特徴は4つ
水やりタイミングが分かりやすい。植物を育てていて一番難しいのは、水やりだと思います。特に、ハイドロカルチャーの容器は、底に穴が開いていないので、水を与えすぎると、「カビ」が生えたり、「コケ」が生えたり、場合によっては、「根腐れ」して枯れてしまうこともあります。
セラミスグラニューは、茶色(オレンジ色かも)ですが、水を含むと、こげ茶色に変わります。
逆に、水がなくなってくると、白く変わってきますので、セラミスグラニューの色で、水やりのタイミングが分かるようになっています。(透明の容器で栽培すると上から下まで用土の状況が分かるのでオススメです。)
優れた保水性
水やりをすると、水が、「すーっと」と吸い込まれていくのが分かります。水やり後、水が流れていないエリアのセラミスの色もこげ茶色に変わるので、全体に水が行きわたっていることが、分かります。
優れた通気性
根も呼吸をしていますので、ある程度、空気の通り道があるほうが良いのですが、セラミスグラニューは多孔質で粒状土なので、一定の通気性は確保されていると思います。
室内栽培に適した清潔性
天然の粘土を高温で焼き上げて粉砕して作られているようで、袋から出したときは無菌・無臭です。
右は、セラミスグラニュー、左は、カラーゼオライト
セラミスグラニューは、乾いてくると色が白くなってくる。
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次回は、私が感じた「パキラを育てる際のコツについて」です。