今回は、3品種を紹介いたします。
あいあいパークのブルーベリーフェアを動画で振り返りは、今回で最後となります。
前は、もう少し安かったような気もしますが、接ぎ木品種は、4,400円~でしたね。
関西で、「ハイブッシュ系のブルーベリーを楽しむには、接ぎ木品種が良い」というのは、いくつかの品種を栽培してみた経験で思うところです。
果樹は、本格的な収穫出来るまで時間がかかりますので、初期投資に多少お金がかかってもいい品種を選択したいなと、十年以上栽培していて思います。(私の場合、まわり道しながら進んでいます。)
【シエラ:ハイブッシュ系】
果実の形は、やや扁平ですが、サイズも大粒で揃っていますね。5粒から6粒で一つの房を形成しています。
シエラの果実風味は、「大変良い」らしく一度食べてみたいです。
さらに強靭な品種で、暖地対応力もあるということから、家庭菜園にうってつけですね。
その品種が、接ぎ木でさらに強靭になっている訳ですから、栽培しない手はありませんね。
最初に、シエラを栽培できた人は、順風満帆なブルーベリー人生を送れそうですね。
【ブルーレイ:ハイブッシュ系】
実の付き方は、控え目ですが、果実風味は、ブルーベリーの中で最高クラスだそうです。
果実の外見に特徴がありますね。
栽培したことがないんですが、購入できるチャンスがあればゲットした品種です。
なお、隣に映っている「カロラインブルー」は、ハイブッシュ系の中でも貴重な晩成品種だそうです。樹勢も強く、コクのある果実風味だとか。
【Nキャラチョイス:ハイブッシュ系】
2000年代に発表された比較的新しい品種です。キャラチョイスとかカラーズチョイスと呼ばれたりしています。
英語だと、Cara’s Choiceなので、キャラさんが選んだ品種ということなんでしょうか。
果実の形が、もう少し球体なイメージだったのですが、この動画の「キャラチョイス」はやや扁平型です。
実つきもとても良さそうですし、果実にブルームもあって美しいですね。
なお、同じく2000年代に発表された「ハンナズチョイス」という品種もありますので、参考まで。
【あいあいパークのブルーベリーフェアの総括】
栽培のしやすさや収穫量だと、ラビッドアイ系の品種に分があると思いますが、果実のおいしさという点では、ハイブッシュ系に分があると思います。
温暖地域でも接ぎ木品種を取り入れることで、本場(冷涼地)のハイブッシュ系の果実品質に届かないかもしれませんが、ハイブッシュ系を楽しめるという点で、取り入れる価値はありそうです。
来年は、フェア当日に訪れて、何かの品種をゲットしたいと考えています。