本来のチカラ出せていません。
オーシャン貿易さんのパテント品種の「TH-605」ですが、樹勢が弱いといいますか、本来のチカラを出せていない気がしています。
冬場の「TH-605」の様子を見ていて、気づくことは、
① 新しい枝が少ない。
② 花芽、葉芽共に少ない。
まず、①については、ブルーベリーの枝は、新しいものは、緑色や赤紫色だったりしますが、木肌がスベスベしていますので、すぐに分かります。
そして、②は、①に繋がるのですが、古い枝には、花芽はつきませんし、枯れる木というのは、葉っぱの数も極端に少なくなるように思います。
今回観察した「TH-605」も土俵際まで追い込まれているように見えました。
主枝が凄い曲がりようで、 まるで盆栽のようです。 |
枝先が縮れているのは、昨年実がついた枝で 枯れているという合図なのです。 剪定しましょう。 |
剪定後に青紫色になるのは、Stem Canker(ステムキャンカー) と言われる細菌性の病気にかかっている可能性があります。 ステムキャンカーは、最悪枯死に至る病気で 周囲のブルーベリーに感染することもあります。 |
花芽や葉芽もいくつかあるようです。 ただ、数は少ないです。 |
剪定の傷口から、 細菌やウイルスが入られないように、 トップジンMペーストか、カルスメイトを塗ってあげましょう。 |
剪定後の若枝発生も、冬になってしまう というお粗末な事態です。 |
いくつかのミスが重なったときが、 怖いのです。 |
木肌が、若枝から変化していく途中です。 |
幹が太くなる時に、木肌が剝がれていく のでしょうか。 |