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2021年4月5日月曜日

【ブルーベリー】TH-605の現在の様子(2021.02.20)

 本来のチカラ出せていません。

 オーシャン貿易さんのパテント品種の「TH-605」ですが、樹勢が弱いといいますか、本来のチカラを出せていない気がしています。

 冬場の「TH-605」の様子を見ていて、気づくことは、

 ① 新しい枝が少ない。

 ② 花芽、葉芽共に少ない。

 まず、①については、ブルーベリーの枝は、新しいものは、緑色や赤紫色だったりしますが、木肌がスベスベしていますので、すぐに分かります。

 そして、②は、①に繋がるのですが、古い枝には、花芽はつきませんし、枯れる木というのは、葉っぱの数も極端に少なくなるように思います。

 今回観察した「TH-605」も土俵際まで追い込まれているように見えました。

主枝が凄い曲がりようで、
まるで盆栽のようです。

枝先が縮れているのは、昨年実がついた枝で
枯れているという合図なのです。
剪定しましょう。

剪定後に青紫色になるのは、Stem Canker(ステムキャンカー)
と言われる細菌性の病気にかかっている可能性があります。 
ステムキャンカーは、最悪枯死に至る病気で
周囲のブルーベリーに感染することもあります。

花芽や葉芽もいくつかあるようです。
ただ、数は少ないです。

剪定の傷口から、
細菌やウイルスが入られないように、
トップジンMペーストか、カルスメイトを塗ってあげましょう。

剪定後の若枝発生も、冬になってしまう
というお粗末な事態です。

いくつかのミスが重なったときが、
怖いのです。

木肌が、若枝から変化していく途中です。

幹が太くなる時に、木肌が剝がれていく
のでしょうか。