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2021年9月6日月曜日

【あれこれ】意外と奥が深いハイドロカルチャー(2021.08.13)

 栽培は比較的簡単!!ガラス容器の美しさをキープするのが難しい💦

○ ガラス容器の美しさをキープするには??

 ハイドロカルチャーの醍醐味の一つに、ガラス容器で栽培可能で、見た目にも「オシャレ」というのがありますが、直射日光に当てていなくても、のようなものが発生してしまうことがあります。

 一度、が発生してしまうと、ガラス容器とカラーサンドなどが汚くなってしまい、「オシャレ」度合いが無くなってしまいますので、そういう意味で、ガラス容器での栽培は難しいと感じています。

 私の現在の試行錯誤を繰り返してガラス容器の美しさをキープする手法は、


 「新聞紙などでガラス容器を覆い、来客などがあれば外す」というものです。


 用土部分に、日光やライトの光が当たらないので、コケなどのの発生はしにくいですし、「新聞紙に包まれているほうが逆にオシャレじゃないか?」とも思い始めています。

 

新聞紙が、英語やフランス語だったら、
オシャレさが増しそうですね。

○ ズボラ栽培をするには??

 一定期間ごとに清掃したほうが、植物にとっても良いかもしれませんが、できることならば、ガラス容器カラーサンドなどの清掃はしたくないという方が多いと思います。

 ガラス容器やカラーサンドの汚れの原因は、「水やり後にガラス容器底面に残った水」にあると思います。

 ハイドロカルチャー栽培について調べてみると、水管理について以下のように説明されていることが多いと思います。

・根っこの1/3が水に浸かるように~

・容器の1/5程度の水を入れて~

・水が無くなってきたら、足してあげる。

 容器の底にが常に水が溜まった状態でいると、水が腐ったり、コケが発生しやすい環境を作ってしまいます。

 そのような環境を作らないように、試行錯誤を繰り返して会得したズボラ栽培の手法は、


 「用土の上2~3割程度が、染みる程度に水を与える」というものです。


 ガラス容器底面にできるだけ水が溜まらないことを意識して水を与えています。

 この栽培方法は、植物によって使える・使えないがあると思いますが、「パキラ」や「サンセベリア」でこの手法でうまく生育できています。

 また、私のオススメの人工用土のブレンド比率は、用土を上から順に以下の通りです。 


 ゼオライトorミリオンA(5%)(根腐れ防止剤)

 セラミス(82%)

 ゼオライト(3%)(根腐れ防止剤)

 ミリオンA(10%)(根腐れ防止剤)


 例えば、ゼオライト100%だと、水をあげると、すぐに底に水が溜まってしまいますが、セラミスだと、水を「ギュッ」と吸収してくれるようです。

 そして、時間が経過すると全体に水分を行きわたっていることが、セラミスの色の変化で分かります。

 

下から2層目のゼオライトの割合がちょっと多いですが、
イメージは、こんな感じです。

〇 ウォータリウムについて

 ハイドロカルチャーについての情報収集を行っていたところ、「ウォータリウム」というワードを見つけました。
 

 単に、根っこを直接水につけておけばいいんじゃないのか?と思ってしまうのですが、根っこは、呼吸しているので、ずっとつけておくと根腐れしてしまいます。

 ウォータリウムは、培地側からひもが出ていますので、酸素の補給面もクリアしていそうです。水も自分の好きなタイミングで交換できそうですので、水が腐る心配もなさそうです。
 
 心配な点は、培地側の容器やひもにコケが発生してしまうことですが、この問題を根本解決するのは、「ウォータリウム」といえども難しそうです。

 「挑戦」には、壁がつきものです。
 
 無理をせず、のんびりと進んでいきましょう。
                                (終)