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2020年9月27日日曜日

【ゴーヤー】第23回 サヨナラ!ありがとう!(完)(2020.09.21)

 なかなか「雌花」がつかず、栽培を断念💦

 今回は、「ゴーヤー栽培で元が取れるのか」ということを栽培の楽しみの一つにしていまましたが、ゴーヤーの収穫という楽しみだけでなく、

 「グリーンカーテン」という日よけの効果で、室内に入る陽ざしを防ぎ続け、葉っぱからの水分を葉から蒸発させる際に、周囲の熱を吸収する「気化熱」という働きで過ごしやすい夏にしてくれるという役目も果たしてくれました。

 栄養の乏しいココヤシピート用土での厳しい環境でしたが、とても頑張ってくれましたが、雌花が咲かず、葉っぱも小さくなり、水を与えても吸収しなくなっていたことから、栽培を終了することにしました。

5月5日頃に植え付けたゴーヤー
見事グリーンカーテンを作ることができました。
この頃は小さかったですね。

 「土」と「肥料」を補充してからは、花がたくさん咲きましたが、ほとんど雄花で雌花は咲きませんでした。(結実したものもありましたが、結果としては大きくなりませんでした。)
 
たくさん咲いたゴーヤーの花

雄花は、横から見ればすぐに分かります。

 
花は枯れてかけていますが、こちらは雌花です。

ゴーヤーを収穫していた頃は、朝に2.5リットルほど、貯水スペースに溜めても夕方には完全に干上がっていました。

 9月に入って水を吸う力が急激に落ちていきましたので、ゴーヤー体力も限界も近づいていたのかもしれませんが、根元から新しい枝が出てきたのには、驚かされました。

 「まだまだやれるよ!」と言ってるようでしたね。

9月中旬頃に
根元から、新しい枝が!!

 ゴーヤーの片付けは、骨が折れました。「つる」を取り除くのに1時間くらいかかったでしょうか。(勢いでネットを切ってしまったりも何度かしました。)

まだ所々、ゴーヤーのつるが巻き付いていますが、
だいぶとスッキリしました。

収穫量の振り返り(累計1,350g)

 累計の収穫量は、1,350gでした。100gで70円で計算してみると945円くらいでしょうか。
 重みのあるゴーヤーをハサミで「チョキン」と収穫するときの充実感は、ブルーベリーの収穫とは違うものでした。

7月12日(日):100g(1個)
7月18日(土):100g(1個)
7月26日(日):130g(2個)
7月31日(金):70g  (1個)
8月5日(水) :180g(3個)
8月6日(木 ):50g  (1個)
8月9日(日):160g (2個)
8月12日(水):420g(7個)
8月15日(土):140g(2個)

 因みに初期費用は、500円くらいでしたので、色々かかった費用を合わせるとトントンといったところでしょう。

プランター栽培について

 プランター45型(土容量:17リットル)でも充分すぎるほどのグリーンカーテンが出来上がりましたし、ココヤシピート主体の用土でも問題なく栽培できました。(ただし、栄養たっぷりの培養土だと、もっと大きな実が収穫できたかもしれません。)

 肥料については、実に効く「リン酸」を多く含むものが良さそうです。

 最盛期の水を吸収する速度は、とても早かったですので、実ができ始めたらどんどん水を与えてあげることが大事だと思います。

表面まで、びっしりと根っこが張られていました。

次回に向けての改善点
 
 「土の量が、多ければ多いほど、実の大きさが大きくなるんだろうな」と思います。
 
 今回のプランターのサイズだと、ある程度のサイズよりも大きくならず、完熟に進んでしまいました。
 
 今回の栽培では、土の補充のタイミングが遅くなってしまったため、次回は、出来るだけ土を多くした状態で栽培したいと思います。