品種選びは、事前準備が大事!!
果樹を購入する前に、事前に欲しい品種をメモしておくのが当日の品種選びにもかなり役立つと思います。
現地で、品種情報を検索するには時間がかかってしまうので、暑い時期だと体力も無くなってしまいますし、
何より、果樹は栽培期間が長いので、ある程度生育したときイメージ通りの収穫が出来なければ、やり直しに時間がかかってしまいます。
将来にわたって、品質の良い果実を収穫出来るのならば多少値段が高くとも、選択肢に入ってきそうですね。
私は、欲しい品種を探すときには、まずは以下の点を重視しています。
① どの系統を選ぼう??
〇 ノーザンハイブッシュ系
美味しい。関西エリアだと接ぎ木苗推奨。歴史のある品種多い(最新品種は少ない)
〇 サザンハイブッシュ系
関西エリアでも自根栽培可。最新品種が多い。やや繊細な印象あり。
〇 ラビッドアイ系
実が小さい品種多い。種のザラツキ気になるのも多い。たくさん収穫可。
〇 ハイブリッド系(その他)
最新品種が多い。いまいちよく分からない。
系統が決まったら、次に品種を選びます。私が品種選びで重視する項目は上から順番に以下のとおりです。
② どういった品種を選ぼう??
〇 果実のサイズ
タイタンの特大の果実を知ってからは、優先順位1番は、果実サイズです。
収穫するときに、完熟果を見極める必要があるので、見極める数が少ないに越したこ
とはないです。
〇 収穫量
収穫量(花の数)は、多いほうが良いです。花の数は、春先に調整できますが、花の
の数が少ないと調整すらできませんので。
〇 樹形(直立性、半開帳性、開帳性)
敷地が広ければ、樹形は選びません。ベランダで栽培するならば、直立性がオススメ
です。
〇 樹勢
ブルーベリーは、古い枝には、花が咲きにくいです。3年目以降のブルーベリーは、
主枝の更新というのが、課題になってきます。樹勢が強いと、枝の発生確率が高い印
象です。
〇 病気耐性
木って病気に罹るのかと思いますが、特定の病気に弱い品種があったりするのです。
苗木の段階で、既に病気に罹っていることもあります。
かつて、オーロラという品種が、一気に枯れてしまったことがありました。
同じ症状が近くの木に見られたことから、泣く泣く周辺のブルーベリーを廃棄した
ことがあります。
アーリーブルーです。 ノーザンハイブッシュ系の中でも古参品種です。 |
○○ブルーという名前の品種は 古い品種が多いです。 |
カロラインブルーです。 |
実のサイズも大きくて揃っています。 |
2000年前後に開発された品種だそうです。 サザンハイ系です。 |
サザンハイ系を揃えていこうとした時期に 欲しかった品種です。 |
スタンレーから様々な品種が生まれたようです。 優良品種の先祖です。 葉の感じもノーザンハイブッシュ系ですね。 |