Translate

2022年8月25日木曜日

【あれこれ】ロハピ的なハダニ対策スプレーを自作しよう!!(2022.08.14)

「ハダニースプレー」と名付けました。

 限られたお小遣いの中で、ハダニ駆除スプレーをいくつも購入してきました。

 「コロマイト乳剤」「ダニ太郎」「バロックフロアブル」「アーリーセーフ」・・・

 いずれも700円から1,000円ほどしますし、その他のスプレー薬剤(カダンプラスDXやベニカベジフルスプレー)なども1本1,000円ほどします。

 趣味の範囲内の支出ということで、自分の中で、「害虫対策費用」は仕方ないものだと言い聞かせてきました。

 そんな中、YouTubeを見ていますと、市販されているスプレー薬剤(ロハピ的なもの)を自分で安価に作成されている動画を見つけて、自分にも出来そうだと思い、思い立ったが吉日、すぐに材料を買いに走りました。

【次郎丸(畑)チャンネル】

【害虫駆除剤】ロハピ的なモノ自作1ℓ20円以下で害虫イチコロ【閲覧注意】野菜お花に 


 〇 ロハピとは(アース製薬)・・・

 食品原料99.9%で収穫前日まで何度でも、色々な野菜・果物・花・庭木に使える

  殺虫殺菌剤。成分は、

 カプリン酸グリセリル(デカン酸グリセリル):0.050%

 水、界面活性剤等:99.95%

 で、ほとんど『水』で、僅かな量でカプリン酸(デカン酸)グリセルと、界面活性剤

 が入っているようです。殺虫メカニズムは、「有効成分がアブラムシやハダニなどの

 体をおおい、気門をふさいで窒息死させます。うどんこ病に対しても分生子の収縮、

 発芽防止や菌糸の伸長成長抑制又は細胞膜を破壊する殺菌効果があります。

 病害虫や菌に直接かからないと効果がないため、葉の裏表にムラなくていねいに散布

 してください。」と記載されています。なお、980円くらいするようです。

 

 〇 スーパーに材料調達に行った結果

 YouTubeの中では、ロハピ的なものを作成するのに、「MCTオイル」「卵黄:界面

 活性剤」を使用されていました。ロハピ最大の売りである食品原料99.9%ということ

 を意識されているようですね。

 私は、以下の材料で、ロハピ的なものを作ることにしました。

 「MCTオイル」・・・主にココナッツが原料で作られる油。中鎖脂肪酸が主成分で、

 体内に取り入れた時にエネルギーになりやすく、消費カロリーが増加すると言われて

 います。加熱したりするのではなく、そのまま料理にかけて使用するようです。

 ネックなのは、油にしては、高額ということ。

 

いや~高いですね~。

脂肪燃焼効果って効くんでしょうか??
今回は、植物に与える予定なのですが・・・

今回購入したのは、このMCTオイルです。
安いと思ったのですが、2軒目のスーパーと同じ値段でした。

 「サフラワー油」・・・別名:ベニバナ油です。ハダニと油の関係性についてインタ

 ーネットで調べていますと、「植物油がハダニの卵を殺すメカニズムを解明」という

 東京農工大学の研究や「サフラワー油」を原料とする「サフオイル乳剤」なる商品が

 あることを見つけ、「ベニバナ油」についても店舗で探していましたが・・・

 

なかなかベニバナ油見つかりませんでしたが、3軒目でようやく
見つけました。横のひまわり油にふと目が行きました。
おっ、ベニバナ油より安いじゃないか~


ベニバナ油のほうは、きちんと、サフラワー油と記載されていますね。
ひまわり油のほうを見てみると、「ハイオレイック」という記載が、
ベニバナ油も「ハイオレイック」という記載があります。
あろうことか、同じハイオレイックなら、安いひまわり油にしようと思い、
当初探していた「ベニバナ油」の購入を見送ってしまいました。
「ハイオレイック」についてよく知らないのに。。。

 ○ その他の購入品 

ドラッグストアで購入しました。
284円くらいでした。
界面活性剤としての役割を期待します。
85%植物由来だそうです。

蓄圧式スプレー(ダイソーで300円))を新調しました。
ハダニースプレー専用としていく予定です。
その他も、100円ショップで購入しました。

〇 作業工程

  作業は、とても簡単で、1ℓあたり、2gの「MCTオイル」を混ぜて、界面活性剤

  役のグリセリンをかき混ぜながら、3~8g混ぜて、スプレーに入れて散布する

  だけです。※油が混ざりきるまで、入れたので、正確なグリセリン量分かりません。

   

ひまわり油は、賞味期限が、MTCオイルより長かったので、
MCTオイルを使い切ってから使用したいと思います。

MCTオイルは、無臭で無色です。
人間が健康目的に摂取する高価な油ですが、ハダニースプレーの
材料となります。効果があれば、一般的な殺ダニ剤よりも
安価に作れる計算です。

油ですので、水には混ざりません。
そこで、界面活性剤役のグリセリンを投入します。
思いのほか混ざりませんでしたが、投入量を増やすと混ざっていきました。

蓄圧スプレーに移し替えていきます。

このスプレー、広角噴霧に変えると、葉の裏にかけやすいことが
分かりました。いちいち、葉っぱをめくっていく必要を
省けました。楽ちん。