突然の不調の原因は??
昨年秋から3本のブルーベリーの苗木(タイタン・ミス・アリスメイ・ノーマン)を栽培しています。
3本については、ココヤシチップ100%用土という栽培を実験しているところです。
冬から春先くらいまでは順調でしたが、暖かくなるにつれて全ての苗木が不調になりました。
冬期においては、基本的に、休眠していますので、ココヤシチップ100%用土の影響は表面化してこなかったと考えられますが、
春先から地上部が花が咲き始めたころから、「あれ?なんか。おかしいな~」となりだして、時間の経過とともに、葉っぱが枯れだすという状況が進行し、残念ながら枯死してしまった苗木もあります。
原因として思い浮かぶのは次の要因です。
【原因と思われるもの】
① 加湿で根腐れ
② 土壌酸度が中性で栄養が取れなくなってきた
③ 水捌け良すぎで用土カラカラ
④ ココヤシチップの塩分濃度問題
④については、購入しているココヤシチップの会社に塩分濃度を最適化にコントロールしているという記載もあり、問題がなく、「①、②、③」が原因なのかな~と現時点では思っています。
なお、ブログの記事になっていない写真などもありますが、取り急ぎ最新の状況をお伝えしたいということで、アップしています。
タイタン
【元気な姿:3月2日】
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元気な時といっても、 今見ると枝先から調子を崩しているようですね。 この後どんどん葉っぱが枯れだして、 枝も黒く枯れ始めていきます。 |
【不調になったとき:5月3日】
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このまま枯れてしまうんでしょうか? 底面給水プランターの排水蓋を外して、 用土が湿り過ぎないようにしています。 |
ミス・アリスメイ
【元気なとき:4月6日】
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ミス・アリスメイですね。 とても可愛い花です。 |
【枯死したとき:6月1日】
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見る影もなくなってしまいました。 用土がどんな状態だったのかについては、 この後かなり深く調べました。 なお、ナメクジがいた形跡がありました。 |
ノーマン
【元気な時:4月20日】
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水やりは、週1回くらいだったでしょうか。 底面給水プランターの貯水エリアに大量の水が蓄えられている 状態でした。 |
【調子悪くなったとき:6月5日】
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先ほどのミス・アリスメイと同じ症状です。 水切れや根腐れとも違う気がしています。 |
ココヤシチップの用土状況
【ミス・アリスメイの用土の状況】
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土壌表土の様子です。 カラカラな状態です。 |
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少し掘っていきます。 このエリアは、プランターの四隅の部分です。
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さらに深く掘っていきます。 用土が黒く湿っているのが分かると思います。 ただ、このくらいの湿り具合で根腐れするのかな~と思います。 |
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もっと用土を掘っていきます。 底が見えました。 下にいくにつれて、湿り具合が増していく印象です。 |
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ミス・アリスメイの幹付近の用土を掘っていきます。 かなり湿っているように見えます。
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枯れた苗木をよく観察していきます。 しっかりとココヤシチップを纏っています。 根っこがココヤシチップゾーンにまで伸びていった ことが分かります。 |
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じっくりと観察していきます。 根っこが枯れているので、茶色になっていますが、 思った以上に根張りしています。 用土も根腐れをするような感じにも思えないです。 |
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苗木を抜いた後の様子です。 極端にカラカラでもないですし、 加湿気味という感じでもないです。 |
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幹の断面です。 完全に枯れています。 |
現在の結論 土壌酸度調整をほとんどしていなかったので、土壌酸度の問題なのかな~と思っています。
一方でタイタンは、排水キャップを外した後は、枯れる症状が止まっていることから、加湿にならないようにするということも気をつけていきたいと思います。
なお、肥料については、液体肥料をほとんど与えていませんでしたが、少しずつ与えてみようかなと思っています。
また、全て枯れてしまうのは辛いので、ココヤシチップ100%から、ココヤシチップ80%、ココヤシピート20%くらいに切り替えてなんとか現状打破をしたいと思います。
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ココヤシピート3リットルを配合し、 クエン酸で酸度調整を行っていきます。 |
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止水キャップを外して、 ココヤシピート&クエン酸を配合させたところです。 |