持続可能な用土の利用を目指して
先日、ゴーヤーの栽培を終えましたが、次なる栽培に向けて「土づくり」を行っていきましょう。
用土をリサイクルするということは、新しく用土を購入するよりもコストがかからないですし、安易に用土を廃棄できないベランダ栽培においては、リサイクルは重要なことだと思います。
今回は、初めて用土のリサイクルを行いましたので、改善点も多々でてきましたが、
栽培する野菜が、良く育つような用土を作ることを目標として今後も試行錯誤を重ねていきたいと思います。
今回の作業工程は、以下の通りです。
1 地上部のゴーヤーの除去
2 用土の乾燥
3 用土の根っこの回収
4 肥料等の投入
1 地上部のゴーヤーの除去(約1時間半)
様々なところに巻き付いたつるを取り除く作業は、思った以上にしんどかったです。
特に、ミニトマトやブルーベリー、ブラックベリーに巻き付いていましたので、ゴーヤーだけを取り除く作業は、神経を使いました。
改善点としては、あらかじめ数日前に根本でカットしていれば、ゴーヤーだけが枯れますので識別しやすくなったかもしれません。
なお、この段階では、地中にあるゴーヤーの根っこは除去していません。
用土の全体に根っこが張り巡らされていました。 |
2 用土の乾燥(約1週間)
1週間くらい経てば、用土は乾燥するだろうと考えて、プランターごとビニール袋(透明)に入れて1週間ほど用土を乾燥させました。
なお、ビニール袋(本当は黒が望ましい)に用土を入れる理由としては、温度が上がって用土の殺菌ができるということみたいです。
しかし、思惑通りにいかず、1週間経ってもほとんど乾燥していませんでした。(乾燥しない状態で次の工程を行ったことが、失敗でした。)
苦土石灰には消毒作用は期待出来ないようです。 この時は、消毒効果あると思っていました。 |
3 用土の根っこの回収(1日目:2時間、2日目:1時間)
前の工程の用土の乾燥が不十分だったため、この工程の作業が極めて困難になりました。
作業としては「ふるい」を使って、根っこを除去していくというものなのですが、湿った用土と根っこがふるいの網目に詰まってしまい、1日目では作業が終わりませんでした。
2日目は、用土が乾燥し始めていたので、比較的にスムーズに作業ができました。
ふるいで根っこを除去していきます。 根っこがあると次の植物が生長しにくいようです。 |
100円ショップ便利グッズのシートを活用します。 |
湿った用土と根っこが、網目に絡まって大変でした。 |
2日間に渡って、作業を行いました。 「ふるい」は、タンバリンのように使ったり、 単純に振って使ったりしました。 |
入れ過ぎと勿体ないので、少しずつ入れました。 |
最後にプランターに戻して、 次の植え付けまで、馴染ませていきます。 |