コマツナ栽培後の用土を復活させたい。
ゴーヤー栽培後の用土を再利用するために、一度作業を経験済みですので、
今回は、早速リサイクル作業に取り掛かりましょう。
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コマツナ栽培後の用土です。 ゴーヤーの時は、根っこがびっしりと張っていて 何時間も作業した憶えがあります。
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見た感じ、根っこの量が少ないですね。
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作業途中で一枚。 前回、土が完全に乾燥しておらず ふるいに土がへばりついて大変でしたので、 今回は事前にしっかりと乾燥させました。 |
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前回投入した化学肥料のマグァンプK(大粒) が溶けて小さくなっていました。 2年くらい効果あるとありましたが、環境によっては かなり早く溶けてしまうかもしれませんね。 |
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時計回りに、苦土石灰、有機入元肥、油かす、 最後に、名前をど忘れしてしまいましたが、 有用微生物をペレット状にしたものです。 |
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ふるいが終わったので、先ほどの肥料などを 混ぜ込んでいきます。 |
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次も、コマツナを栽培する予定ですので、 苦土石灰を多めに入れてみました。 1週間ほど、なじませてから種まきをしたいと思います。 |
そもそも古い土を使うとどうなるのか?
一般的に家庭菜園をされている方も「用土の再利用」をされていると思いますが、どういうことに気をつけているんでしょうか。
少し調べてみました。少しだけ。
まず、古い用土を使用する場合気をつけないといけないことが、「
連作障害」です。
同じ科(
アブラナ科・
ナス科など)を連続して栽培すると、収穫量が減ってしまったり、作物が病気にかかりやすくなったりするようです。
ナス科でいうと、トマト、ナス、ジャガイモ、ピーマンがそれに当たるということで、気を付けないとすぐに「連作障害」になってしまいそうですね。
連作障害としては、「土壌病害」「生理障害」が有名ですね。
「土壌病害」・・・特定の細菌やウイルスなどの病原体が、土壌中に増加することで、
作物に被害を及ぼす。
「生理障害」・・・土壌中に特定の栄養素が多くなったり、少なくなったりすることで、
生育が悪くなってしまう。
連作障害を防ぐために
私は、「連作障害」というワードは知っていましたので、なんとなく「有機肥料」や「化成肥料」「有用微生物」「苦土石灰」などを投入して、連作障害を防げたらいいなということでやっていますが、一般的な対策について調べてみました。
「輪作」
栽培する野菜を変えていくことで、土壌中の栄養素の偏りを避けることができます。
後作で相性の良い野菜というものあるようです。(例:玉ねぎ→トマト→ネギ)
「消毒」
太陽熱で消毒する方法の他、薬剤を使用して消毒する方法があります。
病気の原因となる病原体を減らすことができますので、「土壌病害」を回避可。
「有機物の投入」
土の力を回復させることができます。色んな種類の園芸店等で「リサイクル材」が
販売されています。腐葉土などが有名です。
「コンパニオンプランツ」
病害虫の発生を防ぐ効果のある作物(コンパニオンプランツ)を植えることで、
「土壌病害」を回避可。(例:マリーゴールドによるセンチュウの回避)
「土を休まさせる」
野菜作りを休み、マメ科のクローバーや雑草を栽培することで、土の再生を促します。
「接ぎ木品種」
病気に抵抗性のある品種を栽培することで、「土壌病害」を回避可。
ただし、特定の栄養素の偏りによる「生理障害」は防げないです。
一番簡単なのは、太陽熱で消毒した後に、市販の用土リサイクル材を混ぜ込んでリサイクルする方法ですね。
今回、コマツナ(アブラナ科)の後にコマツナを栽培するという、セオリーに反した良くない栽培を行いますが、「連作障害」が発生してしまうのか観察したいと思います。
本年は、お世話になりました。
それでは、よいお年を♪